印鑑の歴史


そもそもこうした印鑑、実印という文化は日本の中でいつごろから根付いてきた文化なのでしょうか。今現在の制度は明治6年の太政官布告で実印を捺印するという制度が定められました。もちろん印鑑つまりハンコの文化自体はもっと古くまでさかのぼります。戦国武将もやはり現在の高価な印鑑にも似た立派なハンコを作っていたようですし、平安時代にも花押というものが用いられていました。そしてどんどんとさかのぼると印鑑は奈良時代に中国の官印というものが役所で使用される印として制度化されたことがわかっています。この頃は今のように誰でも私用の印鑑を持っているような時代ではなかったようです。

現在では一家庭に印鑑がいくつもあるのが普通になっています。多くの家庭では一番立派な印鑑を実印にするというイメージがあると思います。印鑑は目的によって使い分けるのが便利だと言う意見も多いようです。宅配便の受け取りのときなどに用いるための三文判や金融機関で用いるための銀行印などもあります。また文字書体もそれぞれ違いますし、好みもありますので、素材や書体、価格を比べてどんな用途に使うかを決めると良いでしょう。学校を卒業するタイミングでしっかりとした印鑑を持つようにする人も少なくありません。

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